シールの基本知識

シールの構造

シールは大きく分けて、「表面加工(ラミネート)」「素材材質」「のり(粘着剤)」「台紙(セパレーター)」の4層から構成されています。それぞれの種類もさまざまで、使用環境や用途などの状況に応じた材料の組み合わせがシール製作には重要です。

シールの構造イメージ
表面加工(ラミネート)
素材材質となるシールの強度を高め、さらにインクを保護しツヤや光沢をもたせることができます。PPラミネート(一般的)・PETラミネート(野外用)があります。
使用環境、用途によっては不要の場合もあります。
素材材質
印刷のインクをのせるメインの材料です。*1「紙素材」と*2「フィルム素材(やぶれにくいタイプ)」があります。
*1 紙素材:アートコート紙、ミラーコート紙、上質紙、和紙、クラフト紙など
*2 フィルム素材:ユポ、塩化ビニル、透明フィルム、金フィルム、銀フィルム、サテンなど
のり(粘着剤)
一般的にのりは低温に弱く、粘着力は時間が経つにつれて剥がれにくくなり、約24時間で完全接着します。使用環境や素材によってさまざまですが、主なのりの種類としては「普通粘着」、「強粘着」、「再剥離粘着」の3タイプがあります。
台紙(セパレーター)
素材材質となるシールをのせている紙を、台紙(セパレーター)といいます。

素材の種類

シールの素材材質は大きく分けて「紙」と「フィルム」があります。

紙素材
比較的価格が安い素材。耐久・耐水性は弱く、主に屋内向け。(商品ラベル、品質表示ラベルなどの使用に適しています)
紙素材:アートコート紙、ミラーコート紙、上質紙、和紙、クラフト紙など
フィルム素材
耐久・耐水性の強い素材。長期的な使用・野外使用向け。(車やバイク、自転車などに貼る屋外で使用するシールに適しています)
フィルム素材:ユポ、塩化ビニル、透明フィルム、金フィルム、銀フィルム、サテンなど

のり

シールののりは種類がさまざまで、(1)屋内・屋外などの「使用環境」、(2)剥がれやすいタイプか、または剥がれにくいタイプかなどの「使用用途」、(3)シールを貼る貼り付け面の「素材」なども含め、状況に応じたのりを選択する必要があります。同じ素材であっても、用途が異なればのりの種類も変わり、価格も変わることがあります。使用目的に応じて正しいのりの選択が必要になります。

普通粘着
屋内向きで、多くの材質に適合する。
一般的に販売されているシールはほぼこのタイプ。
  • のりの中では一番価格が安い
  • 剥がした後商品にのりやかすが残る場合がある
弱粘着
粘着が弱いので、一度貼ってもきれいに剥がせるタイプ。
  • のりのかすを残さず剥がせる
  • 一度剥がすと二度目の貼付けはできない。自然に剥がれ
    ることがある。
強粘着
とても強力な粘着で曲面やでこぼこに対しても使用可能。
  • 永久貼付が可能でシールが浮いてこない
  • 一度貼ると剥がれない
再剥離粘着
剥がしやすいように、のりの強さを調整したタイプで、荷物の送り状などに使用される。
  • 短い期間であれば剥がす、貼り替えることができる
  • 粘着力は強くない
強粘再剥離粘着
屋外向きで、自転車や車、タクシーなどのステッカーに使用される。
最終的に剥がすことを目的としたタイプ。
  • はったり剥がしたり繰り返し使用が可能
  • 価格は高め
冷食用粘着
冷蔵食品用などに貼るタイプ。
  • 水分がついても剥がれない
  • 比較的価格は高め
冷凍用粘着
冷凍食品用などに貼るタイプ。
  • 水分や凍結にも剥がれない
  • 価格は高め
トイシ用粘着
最ものりが強いタイプで、貼り付け面がでこぼこしている場合に使用。
  • 壁などにも貼付可能
  • 貼り直しができない
訂正用粘着
のりがグレー色になっていて、裏面が透けないタイプ。パンフレットや印刷物の訂正用に使用。
  • 下地の色や誤字が透けない
  • シールがグレーに見える場合がある

印刷方法(印刷機)

印刷方法は「凸版印刷」「オフセット印刷」「オンデマンド印刷」「シルク印刷」などがあります。シールの用途、ロット数に応じて印刷方法も変わってきます。

凸版印刷
凸型の版にインクをのせて印刷する手法。特色印刷・野外使用のシールは、凸版での製作になる。
  • 特長
  • インクの濃度が高く力強い印刷ができる。紫外線に強いインクが使用できる。
  • 細かいデザイン・小さい文字の再現が難しい。写真・グラデーションなどの表現に弱い。
オフセット印刷
版からの直接印刷ではなく、ブランケット(転写用のゴム)に写してから印刷。
  • 特長
  • 細かいデザイン・小さい文字も再現でき、写真・グラデーションなどの表現に強い。
  • 紫外線に強いインクを使用しても耐光性は凸版印刷より低いので屋外使用には不向き。
オンデマンド印刷
原稿データをダイレクトに読み取り印刷するので、小ロット・多品種に適した印刷。
  • 特長
  • 簡単に安くシールを作成したい時によく使用される。
  • 金・銀・蛍光などの色を表現することができない。仕上がりがカラーコピー並み。
シルク印刷
版の上にインクを盛って、スキージ(へらのようなもの)でインクをスクリーン版の上に押し当てて、下の印刷物の上に落として印刷。
  • 特長
  • インクが混じり合うことが無く、厚めに盛られるので耐候性がとても高い。
  • 写真やグラデーションといった連続階調の表現はできません。

仕上げ方法

以下のような仕上げ方法があります。

  • 1枚仕上げ

    シールを一枚ずつにカット

    ロール仕上げイメージ
    1枚仕上げは「断裁」又は「全抜き」となります
  • シート仕上げ

    シールを5〜10枚ずつカット

    ロール仕上げイメージ
  • ロール仕上げ

    ロール状にシールを巻いた状態

    ロール仕上げイメージ

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